「英文校正会社が教える 英語論文のミス100」を購入しました。

少し前の記事で紹介した以下の本を購入しました。

  • エディテージ (著), 熊沢 美穂子 (訳) (2016)英文校正会社が教える 英語論文のミス100. ジャパンタイムス

英文で論文を書くことが多いのですが、いつも校閲をしてくださっている方にお手数をかけてしまっているので、少しでもその方の負担を減らすためにも自分の英語の論文執筆力を上げたいと思っています。

今回読んでみて、参考になったのは時制です。私はよく時制の使い方が間違えていると言われるので、今回読んでみて、大変勉強になりました。

過去研究を引用する際の時制の目安として、以下のようなものがあるそうです(以下、p. 69の引用です)

  • すでに確立され、一般化されている過去の研究結果 –>現在形
  • 研究のサンプルや母集団に固有のもので、一般化されていない過去の研究結果 –>過去形
  • 最近の研究で行われたこと –>現在完了形

プルーフでも、先行研究が過去形に直されたり、現在形のままで問題がなかったりと、時制の基準が何なのか理解できずにもやもやしていたので、こういう目安を提示していただいて、大変助かりました。

 

 

それから、研究目的を記述する際ですが、研究目的は普通、過去形で書くのが基本だそうです。(p. 70)

The aim of our study was to investigate…

上の文のように、主語が「our study」の場合は、「was」を使うべきだそうです。過去形を使う根拠は、研究が行われたのは過去だからだそうです。

 

ただ、

The aim of this paper is to describe…

といったふうに、主語が「this paper」になった場合は、現在形を使うのが適切だそうです。

これについては、言われてみればその通りかなと思いますが、意識したことがなく、何となく書いていたように思います。以後、気をつけようと思いました。

 

それから、この本には書いていなかったのですが、私がもう少し知りたいなと思ったのは、研究データを分析する際の時制です。インタビューの内容を論文内で引用し、それについて分析を加えるときは、「As this participant notes,」のように、現在形を使うよう、以前校閲者の人にご指摘いただきました。

ただ、同じ分析の中でも過去形に直されているところもあり、混乱することがあります。おそらく実際に過去に起こったことについては過去形で書くということなのだと思いますが、実際に書く段になると、迷うことも多々あるので、もう少し目安を教えていただけるとありがたいと思いました。

 

 

 

 

 



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