ディスコース・モダリティに関するMaynard (1993)のチャプターを読みました①

メイナード・K・泉子は談話分析で多数執筆しています。日本語の言語学の知識も深く、応用言語学の談話分析研究を日本語言語学と結びつけながら書いていることが多いので、日本語を対象に談話分析をしたい人には役に立つと思います。現在はニュージャージー州立ラトガース大学日本語学・言語学部の教授のようです。

日本語・英語の両方で多数執筆しています。日本語の著書は以下のようなものがあるようです。

  • 泉子·K· メイナード(1997)『談話分析の可能性:理論·方法·日本語の表現性』くろしお出版

少し古い本(1997年)です。随分前に読んだことがありますが、談話分析の方法等を検討していました。例が日本語だったので、読みやすかった覚えがあります。

 

まだ読んだことがありませんが、新しい本もいろいろと出版されているようですね。下記はその一部です。

  • 泉子·K· メイナード(2004) 『談話言語学―日本語のディスコースを創造する構成・レトリック・ストラテジーの研究』くろしお出版

 

  • 泉子·K· メイナード(2008) 『マルチジャンル談話論』くろしお出版

雑誌記事、エッセー、広告、ドラマ、旅行記、小説、漫画、歌番組など様々なディスコースを分析しているようです。読んでみたいですね。

 

  • 泉子·K· メイナード(2014)『ケータイ小説語考: 私語りの会話体文章を探る』明治書院

今回はメイナードの本の一章を読んだので、それを紹介したかったのですが、長くなるのでまた明日にします。