「旅するニホンゴ」を読みました。

岩波書店の「そうだったんだ!日本語」シリーズの渋谷勝己、簡月真(著)の「旅するニホンゴ」を読みました。

  • 渋谷勝己・簡月真著,『そうだったんだ! 日本語 旅するニホンゴ-異言語との出会いが変えたもの-』, 2013, 岩波書店

ハワイ、カナダ、ブラジルに移住した日系人(とその子孫)の日本語や、台湾、パラオなど戦前の日本による統治下にあった地域での日本語の変種を、データを示しながら紹介していました。

一般向けの本なのでとても読みやすかったですし、日系移民などの状況をざっと知るのにもよかったです。それにしても、これだけ広範囲の地域でデータを集めるのは大変だっただろうなと思いました・・・。