スリランカの独立記念日の式典でタミル語バージョンの国歌も斉唱されたそうです。

少し前の記事でスリランカの言語政策について少し触れました(詳しくはこちら)。

スリランカではシンハラ語とタミル語が公用語になっており、国歌も、シンハラ語・タミル語バージョンがあるそうです。

国歌に複数の言語バージョンがある国は、ベルギー、カナダ、南アフリカなどありますが、スリランカの場合は、タミル語のバージョンを廃止すべきだなどという意見もあり、もめていたようですね。

2015年3月27日付Daily Mirrorの記事「History of Sri Lanka’s National Anthem mired in controversy」(著者:D.B.S. Jeyaraj)でも詳しく書かれていました。

2016年2月4日付Fox Newsの記事「Sri Lanka lifts unofficial ban on Tamil national anthem」によると、スリランカでは非公式ではありますが、タミル語バージョンの国歌が禁じられていたようなのですが、一昨日の2016年2月4日に行われた独立記念日の式典では、シンハラ語だけでなく、タミル語でも国歌斉唱がなされ、その禁止が解かれたそうです。このニュースでは、内戦後の民族融和に向けたさらなる一歩(another step toward post-civil war ethnic reconciliation)といっていました。

ちなみに、こんな本もあるようです。スリランカについてはどう記載されているのでしょうか。

  • 21世紀研究会 (編)(2008)国旗・国歌の世界地図 (文春新書)