窪薗晴夫編(2017)「オノマトペの謎――ピカチュウからモフモフまで」読了。

オノマトペの謎

去年2017年に発売された「オノマトペの謎―ピカチュウからモフモフまで」を読みました。

  • 窪薗晴夫編(2017)「オノマトペの謎――ピカチュウからモフモフまで」岩波書店

編者の窪薗を含め8名の研究者がそれぞれ一章ずつ寄稿しています。これは2017年1月21日に開催された「第10回NINJALフォーラム「オノマトペの魅力と不思議」」と連動する形で企画されたものだそうです(p. 165)

ちなみにNINJAL(National Institute for Japanese Language and Linguistics)というのは国立国語研究所のことで、NINJALフォーラムというのは、一般向けに研究結果を紹介するフォーラムのようです。

個人的に面白いと思った点などについては、また別の機会に書ければと思いますが、オノマトペの習得や地域差、世界の言葉との比較、オノマトペの意味など、多数のトピックを網羅し、様々な観点からオノマトペを考察していて、全体的にとても面白かったです。