文を読むときのスキミング(skimming)とスキャニング(scanning)の違いについて

スキミングとスキャニング

文章を読む読解スキルとしてスキミングとスキャニングというものがあります。

この2つのスキルは速読のために有効なスキルといわれています。

違いは以下のとおりです。

スキミングとスキャニング
  • スキミング:文章の要点や大まかな意味を速く読んでつかむ技術
  • スキャニング:必要な情報をできるだけ速く探す技術

この2つについてもう少し説明します。

 

スキミング

スキミングはskim(すくいとる)いう動詞からきています。

文章の中から大まかな意味をすくいとるという技術になります。すくい読み、飛ばし読み、流し読みなどとも言われます。

スキミングの例として以下のようなものがあります。

  • 文章をざっとみて流れをつかむ
  • 見出しを見て大意をつかむ
  • 段落の最初の文を見て、だいたいの意味を理解する

 

スキャニング

スキャニングはscan(探し出す)という動詞からきています。

 

つまり文章の中から、自分の必要な事項のみを探し出すことです。

スキャニングの例としては、以下のようなものがあります。

  • レストランのメニューから自分の食べたいメニューを探す
  • 操作マニュアルから、自分が必要な操作のページを探す
  • 文章の中から探しているキーワードを探し出す

 

まとめ

こういうスキミング・スキャニングは日々何かを読むときに自然にやっていることではあります。

この文章が読むに値するものなのかを判断するときや、速読のためにはこのようなスキルが必要になってくるとよく言われます。

 

以前の記事で紹介した『中・上級者のための速読の日本語 第2版』という教材では、スキミングとスキャニング技術を伸ばすような活動も紹介しています。