応用言語学のジャーナルの紹介③:Language Learning

応用言語学(主に言語教育・学習)のオンラインの学術誌(英語)紹介の3回目です。
今回紹介するのはLanguage Learningです。

このブログ記事を書いていて初めて知ったのですが、ミシガン大学のLanguage Learning Research Clubが1948年に出版した学術誌だそうです。
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言語学の学術誌のランキングでもかなり上位のほうにいますし、勢いのある学術誌だと思います。

 

内容は私の印象ですが、研究結果を分析・報告する研究論文が多いように思います。第1回と第2回で紹介したApplied LinguisticsやThe Modern Language Journalは、新たな理論的枠組みを提示する論文など、理論的な論文も目にすることがよくあります。

ミシガン大学のウェブサイトによると、1948年に第1号が発刊されてから、今まで60年以上、国際的に高い評価を受けているようです。現在はWiley-Blackwell社が出版していますが、編者はミシガン大学の教授が務めるなど、ミシガン大学は今も深くこのジャーナルとかかわっているようです。

このシリーズは一旦ここで中断しますが、まだまだ学術誌はたくさんあるので、これからも不定期に紹介していければと思います。