ディスコース研究に影響を与えた3人について

たまたまディスコース分析について説明した動画を見つけたので、見てみました。

英語も聞き取りやすく、特にdiscursive psychologyについては詳しく知らなかったので、文献も紹介されていて、役に立ちました。

  • Graham R Gibbs (2015) Discourse Analysis Part 1: Discursive Psychology. University of Huddersfield. アクセス:2015年7月


この中でディスコース分析に影響を与えた3人として以下の哲学者・言語学者を挙げていたので、記録しておきます。

①Ludwig Wittgenstein (ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン)

ウィトゲンシュタインの後期の「language game」という概念等が影響を与えたそうです。ウィトゲンシュタインについてはまだ本を読んだことがないので、(原著はハードルが高そうなので)まずは概説書などから読んでみたいですね・・・。有難いことに日本語でもかなりたくさん概説書が出ているようです。

  • 鬼界彰夫. “ウィトゲンシュタインはこう考えた.” 講談社現代新書.(2012)「感覚のパラドックスと私的言語 (2003).

 

②John L. Austin(J.L. オースティン)

スピーチアクト理論を提唱した言語学者です。このブログでも何度か彼の理論について直接・間接に言及したことがあります(詳しくは前回記事)。

以下の「言語と行為」は語用論等を学ぶ人にとっては基本書の一つではないかなと思います。

  • Austin, J. L. (坂本百大訳) “言語と行為.” (1978).

 

③ハーヴェイ(ハーヴィー)・サックス(Harvey Sacks)

サックスは会話分析の始祖ともいえる人で、彼が行った自殺防止センターにかかってくる電話のやり取りの分析は有名です。

日本語でも紹介されているようです。

  • H.サックス,EA シェグロフ,G. ジェファソン,S. サフト,(西阪仰訳) 『会話分析基本論集―
    順番交替と修復の組織』,世界思想社 (2010)

 

  • G. サーサス・H. サックス・H. ガーフィンケル・E. A. シェグロフ (北澤裕・西阪仰訳), 『日常性の解剖学―知と会話, マルジュ社



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