「別に」と「特に」の違いについて

参考にした本

「別に」と「特に」の違いについて調べてみました。「別に」も「特に」も英語ではin particular、particularlyなどと訳されることが多いです。

この記事の前半部分で参考にしたのは以下の本のp. 519です。

 

  • グループジャマシィ(編)(1998) 日本語文型辞典. くろしお出版

 

「別に」は基本、否定形と使う

「別に」は否定形「ない」と一緒に使います。

 

例えば、

  • この会議には別に行きたくない
  • 大学生が一人で世界を旅行することは、別にめずらしくない

 

「特に」は否定でも肯定でも使えます。以下の例だと、「特に」はいいですが、「別に」だと変です。

  • 特に、今日はこの問題について話し合いたい。(×別に)
  • 今年は特に暑い日が多かった。(×別に)

ただ、口語では「別に」も「別に大丈夫」など肯定で使うこともあります。

 

「別に」は「どうでもいい」「興味がない」と聞こえることも

「別に」は、言い方によっては、「その話題に興味がない」「どうでもいい」といった風に聞こえることもあります。

例えば、

A:何か質問がありますか
B:特にありません。/別にありません。

 

この場合、「特に」は失礼ではないですが、「別に」だと言い方によっては「私はこの話題に興味がない」というふうに聞こえてしまうこともあります。

 

次の例も見てみましょう。

A:学校どうだった?
B:別に(??特に)。

この場合の「別に」は「どうでもいい」というニュアンスが強いと思います。

英語だと、この場合の「別に」は「nothing」「 whatever」というように訳されるようです。