語種(和語・漢語・外来語・混種語)について

語種とは

ことばを種類別に分類したものを、語種といいます。

普通、日本語の語種は以下の4つといわれています。

日本語の語種
  • 和語
  • 漢語
  • 外来語
  • 混種語

 

この記事では、この4つについて説明します。

 

和語

和語とは

和語は日本語にもともとあったことばのことです。

やまとことば」ともいわれます。

 

和語は日常で使われることばによく見られ、語数の50%を占めるといわれています。

必ずではありませんが、訓読みで読むものは「和語」のことが多いです。助詞や助動詞も和語になります。

 

  • 寝る、話す、書く、聴く
  • やさしい、かわいい、楽しい
  • 山、川、さくら
  • だけ、ばかり、は、ね

 

漢語

漢語とは

漢語は漢字で書かれ、音読みで読むものです。

中国から伝わったものが多いです(音読みの種類については以下の記事をご覧ください)が、「和製漢語」といって日本で作られた漢語もあります。

音読みの種類(呉音・漢音・唐音)について

 

  • 就寝、交流、執筆、山脈、河川
  • (和製漢語)哲学、経済、科学、自由

 

外来語

外来語とは

外来語は、漢語以外の、外国から来たことばです。

室町時代に伝わったポルトガル語、江戸時代に伝わったオランダ語などをはじめ、英語・フランス語・イタリア語など様々です。

西洋諸言語のことばが多く、カタカナで表記されることが多いです。

 

なお、外来語は増加傾向にあるといわれています。

国立国語研究所が実施した、現代雑誌における語種調査によると、異なり語数では外来語が1956年の 9.8%から 1994年には35.8%に増えていたようです。( 山崎・小沼 2004

 

また、「コンビニエンス・ストア」を「コンビニ」、「パワーハラスメント」を「パワハラ」、「スマートホン」が「スマホ」というなど、長い単語は、日本語でよくつかわれる拍の長さ(2~4拍)にあわせて使われることが多いです。

 

「和製外来語」といって、日本語で作られたものもあります。

 

  • (ポルトガル語)カステラ、パン、ボタン
  • (オランダ語)アルコール、エキス、レンズ、オルゴール
  • (英語)インターネット、コンピュータ、スポーツ
  • (フランス語)アトリエ、クレヨン、シャンソン、アラカルト
  • (和製外来語)サラリーマン、レンジ、ペットボトル

 

混種語

混種語とは

混種語は、和語・漢語・外来語を組み合わせたことばです。

組み合わせ方は下記の例のように様々です。

 

  • アルバイトする=「アルバイト(外来語)」+「する(和語)」
  • 長ズボン=「長(和語)」+「ズボン(外来語)」
  • スマホ中毒=「スマホ(外来語)」+「中毒(漢語)」
  • 読書する=「読書(漢語)」+「する(和語)」
  • メール送付先=「メール(外来語)」+「送付(漢語)」+「先(和語)」

 

まとめ

日本語の語種(和語・漢語・外来語・混種語)についてまとめました。

何かのお役に立てれば幸いです。