第二言語習得研究における統計⑧:Correlation

統計の自学シリーズです。第8回目の今日は下記の本の第5章を読み、いろいろな統計テストについて学びました(p.131-147) 。

  • Larson-Hall, Jenifer. A guide to doing statistics in second language research using SPSS and R. Routledge, 2015.
Correlation(相関分析)

2つの値の関係性を調べたいときに使う統計分析です。

上記の本でわかりやすかったのが、以下の例です。

あなたは、近所の人が夏より冬のほうが厚手のコートを着ていると感じました。このときコートの種類と気候という2つの変数の間の関係を調べるのが相関分析になります。

相関分析には以下のような特徴があるそうです(p. 131)

  • 変数は2つ
  • それぞれの変数にはレベルの違いなどはない
  • これらの変数の平均値をとると、平均値は2つしかない
  • 変数は2つとも連続変数である
  • どちらの変数も独立変数・従属変数と常に定義できるわけではない

SLAの分野ではRobinson (2005)、Pearson et al (1997)などの研究で相関分析が使われているそうです。

例えばPearson et al (1997)はバイリンガルの子どもの受けたインプット量とスペイン語の学習語彙量の間に関係性があるかを、相関分析を使って調べたそうです。

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