アクセントの滝とアクセント核の違いについて

日本語のアクセント

日本語のアクセントは高いか低いかで決まる、高低アクセント(ピッチアクセント)です。

なので、いつ低い音から高い音に移行するか、または高い音から低い音になるかを意識することが、アクセントを見極めるために必要になってきます。

 

アクセントの滝とは

アクセントの滝というのは、高い音から低い音に移るときの変わり目を言います。

日本語のアクセントを示すときは、以下のように、よくこの変わり目を ˥ のマークで示します。

アクセントの滝はこの ˥ の変わり目のことを言います。

上記の「あきます」の場合だと「ま」と「す」の間の変わり目、「じょうむいん」の場合だと「む」と「い」の間の変わり目のことになります。

 

アクセント核とは

アクセント核は、その音が低くなる直前の拍のことをいいます。

↑つまり、「あきます」の場合は「ま」、じょうむいんの場合は「む」がアクセント核になります。

 

ご興味のある方は

もし日本語の音声に興味のある方は以下の記事もご覧ください。

東京式アクセントについて(平板型・起伏型(頭高型・尾高型・中高型))

「拍」と「音節」の違いについて

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