アクセント、イントネーション、プロミネンスの違いについてのまとめ

参考本

アクセント・イントネーション・プロミネンスの違いについてまとめておきます。

参考にしたのは以下の本のp. 25-28です。

  • 庵功雄. 新しい日本語学入門: ことばのしくみを考える. スリーエーネットワーク, 2012.

 

①アクセント

日本語におけるアクセントとは、拍ごとの高さの変化のことです(p. 25)

例えば、共通語で「犬」だと「い」が低くて、「ぬ」が高くなります。

この場合、アクセントは「低高」になります。

「猫」の場合は、「ね」が高くて、「こ」が低くなりますので、アクセントは「高低」になります。

「ありがとう」だと「低高低低低」になりますし、「おもしろい」だと「低高高高低」になります。

 

日本語はこのように高低でアクセントを表すため高低アクセント(ピッチアクセント)といわれています。英語は高低ではなく、強さ・弱さでアクセントを表すので、強弱(強勢)アクセント(ストレス・アクセント)と言われています。

日本語のアクセントの辞典としては以下のようなものがあります。

  • NHK日本語発音アクセント新辞典. 2016. NHK放送文化研究所

 

②イントネーション

イントネーションは、個々の拍の高低ではなく、文の高さの変化のことをいいます(p. 27)。

例えば「明日は休みですか」といった場合、文末を上げると疑問となり、文末を下げるとその事実を知り、納得したという意味になります。

イントネーションは上昇調(↑)、自然下降調(→)、下降調(↓)があります。

 

③プロミネンス

プロミネンスは文中の特定の要素に強勢をおくことです(p. 28)。

例えば、「私は東京の大学で勉強しています。」という文の場合、「東京」を強くいうと、その「東京」という情報の重要性を際立たせることができます。

このように特定の要素を音声的に強調することをプロミネンスといいます。



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